[[ニンテンドー3DS]]の値下げについて諸々思う事。
任天堂公式より:ニンテンドー3DSを価格改定前に購入されたみなさまへ
→http://www.nintendo.co.jp/info110728/index.html
25,000円→15,000円の10,000円もの小売価格引き下げ、すでに購入されたユーザーに対する配慮を急遽発表するカタチになりました。
突然のことで多くの方々が驚き、批判を浴びせたり、喜びの声などtwitter上で見てきました。
1日開けた今だからこそ冷静に判断するべき事柄なのかな?と思い、キーボードを叩いております。
ーこれまでの3DS(大まか)
ニンテンドー3DSは2月26日(土)に小売希望価格25,000円で販売されました。ローンチタイトル*1は以下の通り
- ウイニングイレブン 3DSoccer/コナミデジタルエンターテイメント
- スーパーストリートファイターIV 3D EDITION/カプコン
- 戦国無双 Chronicle/コーエーテクモゲームス★
- とびだす!パズルボブル 3D/スクウェア・エニックス
- nintendogs + cats(3バージョン)/任天堂★
- リッジレーサー3D/バンダイナムコゲームス
- コンバット オブ ジャイアント ダイナソー3D/ユービーアイソフト
- レイトン教授と奇跡の仮面/レベルファイブ★
うち★マークがついているのは私が本体と同時に購入したタイトルです。
8作品とそこそこの数と有名タイトルが並びました。発売2日間で37万台を売り上げるセールスを記録。っと最初は良かったようですがその後タイトルにも恵まれず販売台数は低迷していました。(2011年7月3週現在では少々持ちなおした)
「タイトル数が少ない!」という声があるのもわかりますが、私は意外と満足できています。
上記3タイトルに加え、
を購入しています。タイレシオ*2は5。DS発売当初大合奏バンドブラザーズで半年近く過ごした日々に比べればかなり多いと思います。発売から5ヶ月なので1月に1本ペースであることもわかり、一部で言われているタイトルの少なさは感じないかと思います。
ー魅力がわかない理由。
オリジナルタイトルも数多くあるのですが移植・リメイクタイトルの多い点があげられると思います。スーパーストリートファイター、ゼルダの伝説、テイルズなどのタイトルですね。シリーズファンには興味を引く内容ですがハード発売時には新鮮味を欠いてしまった感じが否めなかったと思います。と同時にサードパーティへの配慮からか任天堂タイトルの希薄さも目立っていたと言えます。
ー値下げをうけて。
すでに述べていますが、価格が8/11より15,000円に引き下げられます(あと2週間後)。が、値下げは短期的な需要と販売を加速させるだけでしょう。それ故にハードメーカーとしても重要なカードを出してきたことになります。値下げ効果は1ヶ月ほど台数を伸ばすと考えても遊ぶタイトルが無ければどうしようもありません。8/11にはスーパーポケモンスクランブルが発売されますがそれ以降11月のマリオまでタイトルが少し弱い。これを狙い目としてサードメーカーがタイトル供給してくれれば持ち直せるかもしれません。(それ故にロックマンDASH3の発売中止は痛い)
ー方々の声から。 ※個人の感想です
値下げ発表によりすごく目につくのが批判。一番多かったのが「裏切られた」「騙された」の記述。
はぁ・・・
と大きなため息を何度ついたか分かりません。物を購入する際に値段を見て、その価格に納得して買ったのでしょう?購入した方は欲しくて、遊びたくて購入したはず。その遊んだ間から8/11までの期間は10,000円以下の体験、時間だったのでしょうか?これはすべての物にいえると思う。感じ方は人それぞれですが
購入したエアコンが2週間後に値引きされることを知って、あなたは涼しい日々を返上してまで購入を待ったか?その日々をもったいないと感じたか?
というところです。最後に任天堂前社長の山内氏の言葉を借りて
『ハードの価格競争だとか、ソフトをおまけにつけてまで、ハードを売ったら勝ちだとか、そんな発想は通用しない。ハードウェアをいくら広げてもだめなんです。ソフトがそれにスライドして、ついてこないとだめなんです。』
メーカーに望むのはこういうことなんです。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2011/02/26
- メディア: Video Game
- 購入: 24人 クリック: 2,003回
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