のらりくらり。と

主にゲームについてお話していきます。その他、思ったことをダラダラと書いていきます。

ニンテンドー3DSについての個人的再考

ニンテンドー3DS(以下3DS)が発売されて早いもので1年とちょっとが過ぎました。ちょっと振り返ってみることにしました


2011年2月26日。自分と同じ誕生日に3DSは生まれました
日本での発売後、欧州・北米・豪州などへと発売されてきました


発売2日で37万台を売り上げたあと3月までに106万台(世界で361万台)を売り上げるスタートとなった。
数字としては悪くなかったのですが目標であった「世界で400万台、日本で150万台」には及ばなかった。
このことで不振・継投失敗など囁かれました。


7月28日には同年8月11日より価格を1万円値引いた25000円から15000円に改訂すると発表。
発表時には「満足な普及ができず、多くのユーザーに3DSを楽しんでいただけないため」と公式でも不振を認める形となった。
同時にそれ以前に購入したユーザーにはアンバサダー・プログラムにてVC予定のタイトルを先行かつ無料で提供した。(GBAは予定なし)
また、初めて迎える年末商戦にマリオ、モンスターハンターなど大型タイトルを発表。
値下げ後は週ペース5万台をキープし、年末には累計400万台を突破した。
発売1周年を迎える2月には累計販売台数が500万台を越えた。



こうみるとやはり値下げは大きい、大型タイトルだよな〜なんて思いますがそれだけではない要因ももちろんあります。
本格的に大型タイトルが集まってきたのは11月ごろから。では8月―10月は値下げだけで維持されてきたのか?というところ


実際値下げの効果というのは額が高くても短期的で長く影響するものではありません。
ハードはゲームを遊ぶための箱でしかないですから、やはりタイトルというものは必要になってきます。
ではここで再考するためにもタイトルをあげてみましょう。



っととりあえず値下げ後(謎惑館は値下げ1週間前なので入れてみた)からスーパーマリオランドが発売されまでの11月3日までの約3ヶ月。計17タイトルになります


ポケモンや続編などありますがハードを牽引するほど勢いを持ったタイトルではありません
(この中の2011年での最高セールスはスーパーポケモンスクランブルで25万本。次点はスラもり3で9万本)


ではどうやって熱が維持されてきたのかそれはこれでしょう
「イベント」そして「ニンテンドーダイレクト」
ニンテンドーカンファレンス2011は値下げから約1ヶ月後に行われました。任天堂の秋カンファレンスです


かなり多くの大型タイトルが発表され、多くのタイトルが年内発売だというアナウンスがされた時は非常に興奮しました。


そしてその1ヶ月後、ニンテンドーダイレクトという突如始まったこの動画配信サービスは新作やまだ発表されていないタイトルなどを動画で伝えるものです。(下記が行った日付)

  • 第1回 2011年10月21日
  • 第2回 2011年12月27日
  • 第3回 2012年 2月22日

この中で新作についての新たな情報、トレイラーが見られました。
このニンテンドーダイレクトという新作タイトル紹介動画を定期的に行うなどして今でも常に熱を与えることもおこたらないでいるのが今の人気につながっているのではと思う。


そしてすでに組み込まれていた「すれ違い伝説・ピース集めの旅」

これはすれ違いのおもしろいところでユーザーが増えればさらに、対応タイトルが増えればさらにと波紋のように遊びが広がっていくので欲しいゲームがなかった人でも遊べた。

さらに3DSのダウンロードタイトルも「クリエイトーイ(9月)」「引ク押ス(10月)」など安価で濃密なゲームが遊べたという点でパッケージでなくても盛り上げたと思う。

また、体験版もニンテンドーダイレクト後、遊べるようになったり「体感」の部分で大きく変わっていったと思う



3DSは当初否定的な意見が多かった。「立体視は飛び出るほどじゃない」「立体視は疲れる」「画面が小さい」などなど もちろん3Dをみたときに単純に驚いた人は多かったです。


でも今はそういう意見は少なくなってきてるなと思う。ただ単に「売れた」からではなく手に持ってみて良いものだと感じた人が増えたからだと感じている。



すべてが良かったとは言い切れないが、いくつか行ったものの1つ1つのエッセンスが集まりいい方向に向いた結果軌道に乗ることができたんじゃないかと思う。


今後も3DSで魅力的なタイトルが待ち構えていますし、これからも色々なタイトルがでると共に私たちの熱を維持させてくれる催しが行われ続ける期待を込めて終わらせていただきます。長文失礼でした