のらりくらり。と

主にゲームについてお話していきます。その他、思ったことをダラダラと書いていきます。

3DS:テイルズ オブ ジ・アビス

※作品の重要な内容に触れる記述されている可能性がございます。ご注意ください

テイルズ オブ ジ アビス

テイルズ オブ ジ アビス


開発はテイルズスタジオ。販売はバンダイナムコゲームス
テイルズシリーズ10周年記念作品として制作されたPS2版の移植タイトル。北米版をベースとして制作され、3D表示にも対応している


本作は移植作品ですが、自信PS2を持っておらずもちろん今作も初プレイとなりました。
据え置きから携帯機への移植ということでDSシリーズとはだいぶ勝手はちがうだろうと思いながら進めて行きました。

このアビスからオーバーリミッツを任意で発動できるようになったり、フリーランで自由に戦闘フィールドを駆け巡ることができるようになったこともあり以降の作品をプレイ経験があると操作は簡単に覚えられました。もちろんリニアモーションバトルシステムは固有なので、序盤は慣れが必要な部分もあります

その1つがF・O・F(フィールド・オブ・フォニムス)。
戦闘フィールドに一定時間発生する円陣。その円陣の属性の力が充分に溜まっていれば有色のFOFが発生し、有色のFOFの上で特定の術技を使うと強力な属性攻撃に変化するというもの。フィールドにも要素が組み込まれているので戦闘中に周囲を見渡す余裕も大切になってきます。


ーそして、始める。


序盤はチュートリアルものですがやはりテイルズの戦闘は楽しいと毎度実感させられます。
ストーリーはお話しませんが、序盤の主人公の悪態・・・というかわがままっぷりにはさすがの自分もイラッ☆とさせられました。「こんなのが主人公で大丈夫かよ・・・」と思いながらも進めていくと主人公のせいで街ひとつが消滅してしまいます。この事件を機に性格がだんだんと変化していきます(すっごい卑屈になります)
熱い主人公ではないですが自分というものが何か。自分にできることを模索していく様はなんだかすごく現実味のある主人公だったなと思った。


すでにオリジナル発売から5年経っているのでシステム面など書くようなことはないかなぁーと思います。
ただ、問題とされていたロード時間はカードROMになった分問題ない時間に軽減されていました。

3D表示についても少し。
移植作なので3Dはちょっとしたおまけ。と思うか思わないかは人それぞれですが3Dの方が若干ではありますが敵やフィールドの位置関係が把握しやすくなっていました。



ーゲームクリアを迎えて


・プレイ時間:約55時間
かなりボリュームを感じました。自分は基本サブストーリーやLV上げをしないで進めるので若干少なめのプレイ時間ではありますが携帯機でこれだけのものができるんだと改めて進歩を実感できました。
携帯機ゆえに中断が楽、起動も楽だったのでちょくちょくプレイできたのもよかった点。




気になった点・・・
最近のテイルズで気になっていたのが「終わりそうで終わらない」状態。こいつがラスボスかぁ!と思って挑んだら実は黒幕が・・・とかあったり少し引き延ばした感があるなぁ〜と思っていました。今回も「いや、まだだ」の状態でした。
RPGのモチベーションって右肩上がりなので一度終わるかな?って身構えて違うとちょっと下がっちゃうんですよね。ここら辺はなにか改善があったらな〜と思います。RPGは40時間でも充分ですから

テイルズは2周目する人が多いのはわかるんですが追加秘奥義とかがあ2周目からじゃないと使えない仕様ってのはちょっと残念だなと思った。

挿入ムービーはPS2からそのまま移した感じでした。もう少し綺麗に映せたらまた違ったかな?



2周目をプレイしたくなる。というか色々飛ばしすぎてる部分があって1周じゃやりきれないです。闘技場などもあるので極めたい。本格的なRPGをしたい方には充分な内容だったとおもいます。